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【右丁】
といふは只Ⅾ(天)御一体にて 在(まし)ます也若現世にて□【以下欠落】
る事あらはⅮ(天)をもち奉りふかく御大切にそんする人より
外になしと心得へし
汝これらの道理を以てもなをいまた口をとつる事なくせう
こをみんと思はゞたぐひなく現世の栄花をきはめ給ひし
ちゑ第一の•【朱起】さらもん大帝王にむかつて世界のあだなるゑい
くわの中にによい満足の極めありやいなやをと□奉れ然□【ら?】
はあだなる事のあだなる事はみなあだなりと□【こ?】たへ給ふより
外あるべからす是を御身心み給ひての御こ□【と?】葉な□【れ?】は更□【に?】
う□□【たが?】ふ□なし誰か□【さ?】らも□□【ん帝?】王に勝ていにし□□【へよ?】□
【左丁】
□【今?】に□【至?】る□【ま?】で上 智(ち)賢(けん)□□名を□【あ?】け万宝(まんほう)にあ□たり□【以下欠落】
てい□う別にありや世界□【の?】栄花を一身に□【以下欠落】
けうをつくし女御(にやうご)かういをさきとしてきう□【以下欠落】
ね給ひ花をかざり玉をしき金銀しゆきよくは□【以下欠落】
ごとくふつきゑいようの数をつくし給ふといへどもそれ□【を?】御身に
心み給ひてうき世のゑいくわはみなむなしきと宣ふ也然に
今汝何を心みんとするぞ•【朱起】さらもん帝王のもとめ□給はざる
事をなけく事なかれ其ゆへは別に尋□□き世界なし□【さ?】
らもん帝王の持給ふ事にまさりて□【以下欠落】
あらんやこと〴〵く世界の 実(まこと)をか□【以下欠落】