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【右丁】
人はわが身のあくをかくして善人と見□【以下欠落】
界の栄花も隠れたるふによひをかざりて□【以下欠落】
者也汝此等の人に近付其脈をとり心□【以下欠落】
珍脈(ちんみやく)に替りて内証(ないせう)に病ありといふ□【事?】を見付□【以下欠落】
かめやる遠方(ゑんほう)のけいは草ゝのみどりの色あざや□【以下欠落】
るといへども手にとる時は匂(にお)ひあしくはなを□□つ事□
あるごとく世界の栄花もはるかになかめやる時は□【以下欠落】
よそほひをあらはすといへども内証に近付て□【以下欠落】
な□といふ事をわきま□へしされ□の□【以下欠落】
ま□□□の御ちにかへ□□しゆう□【以下欠落】
【左丁】
奉る身を持なから何そ今生後生ともに真のくつろ□【以下欠落】
もとずして偽(いつわ)りおほき栄花に住すべきと□思ふぞあん□
よの高きはんたいをしりぞけちくるいの 賤(いやし)き食(しよく)をもと
めんとはなげくぞはなはだぐちの至りならずやはらいぞの
悦びにかへていかでか世界のはかなき事をもとめんとはな
げくぞ毎日世界にあらはるゝ難儀しんらうを心みなから
それをはなれんとなげかざるは真にわれと身を□□む□
進退にあらずや右条ゝの道□【理?】□□て人のくは□【以下欠落】
く□位は現世にては更にもとめ得る事□□□□□□一□
のみ□つけ奉るといふ事あきらかな□【以下欠落】