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【右丁】
をうしなひ御かんきをかうむり奉る事はもるたる□【科?】□【以下欠落】
より外の道なければ善の修行にをひて此科をおかすま□【じ?】
きと思ひ定むる石す□のつよきにしく事□しと心得よⅮ(天)の
がらさをうけたもち御内せうにあひとゞき天の御たからを
ゆづられ奉るへき位の極めといふも是也Ⅾ(天)の御大切とあ
にまのながき一命も是にあり如此思ひ定めたる事に
とゞくべきほどはⅮ(天)の御大切をはなれ奉る事なくたすかる
位に住すべしと心得よ
されは萬事にこえてⅮ(天)を御大切にぞんじ奉る事は又萬事
にこえてもるたる科を憎(にく)むにあり此故に諸のまるちれすはもる
【左丁】
たる科一ツを以てⅮ(天)のからさをはなれ給ふとしり給ふがゆへにそ
れ□【を?】ふせぎ給はんか為には大なるくるしみにかへ身のかわを
はがれひこづられずん〴〵にらきられ給ひ火に入られ給ふ事を
もかへりみ給はぬ者也此等の 明鏡(みやうきやう)おほしといへども男子よりも
女人は生得物よはき者なればまづひとりの善女人の上を
爰にのすべし古き経文にまがへすといふ善人の母七人の子
をもち給ふがすでにまりちりよの時至り□□□ば七人の子共を
母のまへにて火にいれ□りさけとも少□【し?】□心を動(どう)じ給はす
かへつて子どもの上にひいですの力を付Ⅾ(天)の御したがひけん□【ご?】
にして死するをいとふ事なかれとたかひに心をあ□【以下欠落】