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【右丁】
いふに心の底(そこ)より悪の根を引 捨(すて)ぬにをひては以□【以下欠落】
の□をまく事たや□かるべきや故に今科の上を論ず□【る?】
事あにまをころすもるたるといふ科の上計をさたす
べきにあらずへにあるといふ浅き科の上をもさたすべし
此へにあるといふはあにまをころすほどの科にあらずといへ
ども善のちからをよはらし心をゆるくするを以てしす
る下地をとゝのゆれはなり
爰を以て 諸悪(しよあく)の根元(こんげん)となる七悪の上を論(ろん)するに此科はつ
ねにもるたる科となるにはあらすといへ共度ゝもるたる科
となる題目なれば如此名付る也されば此科よりのがるゝ道□【の?】
【左丁】
れうけんは二様にあり一には惣別の科のれうけん是□【を?】
ば別の書じやくにのするか故に爰にはさしをく者也二ツに
はそれ〳〵の科にあたるれうけん是かんようの題目なれ
ば爰にしるす者也是又あにまを治(ぢ)する医師(いし)の心なれば
面〳〵の病にあふしてぢしゆつをほどこしそれにしたが□【ふ?】
くすりをもとむへき事 専(もつはら)也
第八 驕慢(けうまん)の科にたいするれうけんの事
◦【朱記】】右にいへるごとく此篇乃極めは悪をしりしりぞくるれうけん
をく□ふるか故に諸悪の 根元(こんげん)七ツの科のかしらを爰にあ□
者也されば大木の 根(ね)をたてば 枝葉(ゑたは)はをのづからかるゝ□