キリシタン関連史料を翻刻

コレクション: コレクション1

ぎやどぺかどる - 翻刻

ぎやどぺかどる - ページ 40

ページ: 40

翻刻

【右丁】 しにあくの 根元(こんげん)となる七ツの科をきりはらへは諸悪こと□【以下欠落】 かれはつる者也ゆへをいかんとなればさんとます宣ふことく 諸悪の根元と云はみだりに我が身を思□過す大切也されは 何れの 悪縁(あくゑん)といふも此みだりなる大切にひかれて皆身の ゑこを尋るよりをこる者也さんじよわん御こと葉のごとく□ みたりなる大切を根元(こんげん)として三ツの枝となるにくの望み□ なこのよく世間のまんき生する者也にくの望みとは好色(こうしよく)の事 也まなこの望みとはとんよくの事也世間のまんきとはめい よ外聞(くはいぶん)の事也又にくの望みより三ツの悪生する也一ツ はじやゐん二ツにはをんじき三ツにはふしやう是也残り二ツ□ 【左丁】 いかりとしつと也此二ツの悪右の五ツにくみする者也爰を以て 身ののぞみにてきたふ事あるにをひてはたちまちいかり をおこす也又身の望みを達せずして他人のののぞみのたつ するを見る時はしつとの心をこる者也如此右三ツの悪の 根(ね)より て悪生するかゆへに是をほろほしうしなふにをひては諸□ もともにめつすべき者也 此七ツの悪の第一なるまんきみだりに人にこえんと望む事 善人達是を諸悪の母 諸罪(しよさい)の后とよび給ふ也此ゆへに□ びやすといへる善人御子に対してあまたのけうけをし□ し中□【に?】汝の一念一言に至るまでけうまんを元(もと)とする□