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【右丁】
なればふみ物となる事をならへ又ほこりなればなき物と思へ
きりしたんなれば御主Ⅾ(天)の御にうわにんにく□□を謙(へりくだ)り
をならひ奉れ又人の 鏡(かゞみ)をまなぶ事をきらふにをいては御
主Ⅾ(天)の御かゞみをまなひ奉れⅮ(天)人となり給ふ事は汝をた
すけ給はん為のみにあらすへりくだりをもふかくをしへ給はんが
為なり
三ツにはわか身をかへりみるにをひてはへりくだる為の題目お
ほかるへし其ゆへはみしやう以前はこと葉のべられぬふじやうの
身にて 生下(しやうか)の後はふんとをにしきにつゝめるがごとくなる身□
しゝて後は虫のゑじきとなるべし科より生れふによいに□【以下欠落】
【左丁】
へ終(つい)にくちはつべき身をもちなから何とてけうまんに□
こるぞもし福徳(ふくとく)栄花(ゑいくわ)にをごるといふとも□少まてしする
のさいご遠かるべからず其時はひんせんもふつきもへだてなく
平等(びやうどう)になるべし其故は生死くわふくともに同し人間なれは
なり只一のしやべつといふは現世にておほくあたへられたる
ほど後生にて 尚(なを)大にたゞさるべし•【朱起】さんきりぞうすとも
の宣ふは世界の人のうづみをかれたる所を見よ存生の
時のひゞしきたのしみを極めざいほうを持あまりたるよそ
ほひはいつくにあるぞと猶ちか付て見ばめもあてられずは
なをふさぐより外の事あるべからずいかほどかなでやしなひ