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【右丁】
しこつにくのはては浅ま敷なるといふもをろかなる事なり
しかのみならす猶浅ましき事といふはⅮ(天)の御きうめいいんへ
るのゝ御らくしやくの御こと葉を聞へき時死する事な
きこんしゑんしやのむしにくらはれきゆる事なきほのほに
やかれん事いかばかりのおそれぞと観念せよ
四ツにはじまんよりをこるあやうき事のみち〳〵たるを見よ
是に付てさんべるなるどかろくかけりかろくとをるといへ共
きすをなす事かろからずかるがゆへに人よりほめられあがめ
らるゝにをひてはまことにほめらるべき子細ありやいなや【右に小文字】と則わが
身をかへりみよ其子細なきにをひてはまつたくまんずる□
【左丁】
なかれ又其いはれあるにをひては自力(じりき)にあらず只是Ⅾ(天)の御□
たへなりとわきまへ其御礼を申上べし今汝を人のそうきや
うする事御主Ⅾ(天)の御与へなりと心得ずして我身にあてがふ
にをひてはⅮ(天)の御ほまれをぬすみ奉る者也臣として君の御
敬【振り仮名「うやま」?】ひをぬすむにをひてぎゃくしんと云れん事うたがひなし
汝が 誉(ほまれ)を人のこと葉まかする事なかれ是誠にくどん第一
なりよく見よ人はうつりやすくほむるかとすればそしり敬(うやま)ふ
かとすればやがていやしめ更に定めある事なしたゞ人の
口にまうせずして我身をたゝしあきらめよ人□□【より?】天まで
ほめあげらるゝといふ共汝は所作の善悪に 随(したかつ)て身をたゞ