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【右丁】
狗の心に叶ふ者也かれはまんきによてあんじよのたのし□□【みを?】
ひるがへしてつたなき者となるが故に似るを友とし□【悦?】ぶ者也
七ツにもわれⅮ(天)へつかへ奉るべき為にまつたくくりきなき身
なりと観ぜよ然らは大きにへるくだりのたよりとなるべし
其ゆへは外には善と見ゆれども内には悪事おほき
者也 生得(しやうとく)善作なりといへどもじまんを以て徳をほろぼ
す事あり人のまへにはかゝやくといへともⅮ(天)の御前に
はやみなる事おほし御きうめいれんちよくに在ますⅮ(天)
の御 内(ない)せうは我等かおもふに替り給ふべき也能□□【みよ?】汝も
し善事の修行ありといふとも悪事はなをおもき□【事?】
【左丁】
もあるへし善事の為に不定おほくけだいなる事を□【し?】
るにをひては善の御返報をうくべき代(かわ)りにかへつて御
しやめんをこひ奉るいはれも証あるべしさんげれこうり□【よ?】宣
ふごとく縦(たと)ひ善人たりといふともⅮ(天)の御しひをまじへ給
はずして御けんぼうのみにたゞし給はゞ善作と見ゆる
事もあやうき事あるべし其ゆへは御内証にあひ奉る
とおもふ事の又そむき奉る道となる事もあるべし我等
が科はひとへに悪也善事にはふそくおほくまじいるが
ゆへにひとへに善となる事まれ也かるかゆへに汝善を
なしてほこらんよりはしかじ只たつときⅮ(天)を恐れ奉□□【らん?】