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【右丁】
心をつくる者はへりくだりある事まれ也是ひとへ□【に?】人
めをへつらふしるし也ゆへをいかにといふにいしやうの花の
かざりは人前の外にちやくする事なけれは也又其身に
あふぜぬてむさきいしやうをも着(ちやく)する事なかれ其故は
善のほまれをしりぞけんとてかへつてほまれを尋ね
もとむる者也おほくの人より用(もちひ)らるゝ事をにくるすがたを
あらはすといへどもかへつてそれより身のほまれを尋る
事あり是則ほまれをにげてひそかにほまれを尋る
に同じいやしきやくをきらふ事なかれ真実の謙□【以下欠落】
いやしきしはざをも我身にあたらずとしりそ□【以下欠落】
【左丁】
つく我身のさが□たる事をわきまへ自(じ)□(ゆう)【由?】□【以下欠落】
いだきとる者也
第九とんよくにたいするれうけんの事
◦【朱記】さればとんよくといふはみだりに他のたからをうばいとる
事はいふに及はすゆへなく他の物をのそむ事も同前也
しかのみならず其身にあたるざいほうたりといふともみだり
にをしみ仕(つか)ふへき時つかはざるも又とんよくの罪也是を
指(さし)てあほすとろちもてう二巻の六ケ条にふくゆうになら
むとのぞむ人は天狗のわなにかゝりやすしいかむと
なればとんよくはしよあくの 根元(こんげん)なればいんへるのに落る
自由