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【右丁】
すくはれ奉りながらわずかなるよくにかへてあにまの大□
位をうしなはんとする事誠につたなきにあらずや御主J(◦✕)【✕の上に小丸。以下同様】世
界 国土(こくど)に 対(たい)しても捨(すて)給ふまじき御命を汝かあにまに対
し給ひてくるすにかゝり給へは天にも地にもまさりてなを
高(たか)きあにまにあらずや然るに真実の 宝(たから)といふは金銀(きん〴〵)
しゆぎよくにあらず只よきこんしゑんしやにくみしたる
しよせんなりまなこをひらきて□□【よく?】見よ金銀はたゞ白く
黄(き)にかたまりたる土なるを人は□【ま?】よひて高きあたひとす
□【る?】者也汝は◦✕の御弟□【子?】也金□□【銀よ?】りもはるかにあたひ高
き事の為にめし出されたる身として世界の学匠(かくしやう)さへい□【と?】
【左丁】
□□【ひ捨?】□□□□何□【以下欠落】
□□□□□する□是に付てさんせろうにも 宝(たから)をお
しみ□くはへそれに心をつくす者は則□□□【たから?】のやつこなり
又此くびか□□□【ま?】ぬかれ 宝(たから)をつかふ者□【は?】則□【た?】からの主人
となりそれを進退(しんたい)すると宣ふ也
三御 扶手(たすけて)宣く誰も二人の君子につかふる事叶はす宝(たから)を
主人としとんよくに身を渡して又御主Ⅾ(天)を思ひ奉る事
叶はずとあにまの悦びは世界の悦びにとんぢやくしたる
心よりにぐる者也 真(まこと)と偽(いつはり)と賤(いやしき)と貴(たつ□□【とき?】)とあ□□とこつにくと
終(おは)りなき事と過(すぎ)さる事とは一□する事□はざれば二