キリシタン関連史料を翻刻

コレクション: コレクション1

ぎやどぺかどる - 翻刻

ぎやどぺかどる - ページ 54

ページ: 54

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【右丁】 給いていかなれは人とんよくの念を満(みて)ざるぞ畜(ちく)□(しやう)さへ其望に 限(かぎ)りありうへては其食を求めあきぬれは則やみぬ 只福人のみ 其 欲(よく)に限(かぎり)なし常(つね)に貪(むさぼ)りうばひて終(つい)にやむごなしと宣ふ者也 五たとひとめりといふとも一身の自由(じゆう)を叶ゆるより外何事 かありや宝(たから)のおほき所には必徒(かならずいたづら)につかひついやす道お ほき者也汝はⅮ(天)に頼みをかけ其御めくみにまかせ奉るにを ひてはみだ□【り?】に心をつからかす事をのがるへしⅮ(天)に頼みをか け奉る人をはなち給ふといふ事なし食(しよく)せずして叶はざる身 を□たへ給ふ御主は何そうへて死するを見 □(すて)【捨?】□□【給ふ?】べきや小鳥 をは□【ご?】くみ給ひ□【野?】草を花(くわ)□□▢(せう)【小?】▢(ちう)【虫?】□□□□給ふ御方はいか□【で?】 【左丁】 か人の所用(しよよう)を見 捨(すて)給ふ事あらんや光□□□□すく死をい そく事矢のごとくなるかりの宿(やど)りに何□【と?】てありはてん覚 悟をなすぞ現在は旅也 荷(に)のかろきほとゆ□【き?】やすしさいご の時ひんなりとて福(ふく)人にをとる事あるべから□【ず?】世界をはな るるにおしからず御かんぢやうはかろかるべし福人は是にかはり て世界にふかくしうぢやくしさいほうをはなれん事を惜(をしみ)み【衍?】死す るを悲(かなし)み叶はざる名残を思ふ上に御 勘定(かんぢやう)は重かるべし 六如何に福人誰が為にざいほうをたくはへ重ねんとはするぞ汝 はだかにして生れたるごとく又はだかにしてしすべしひん福(ふく) にして出たるごとく又ひんにして帰るべしつね□【に?】是を観ぜよ