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【右丁】
•【朱起】さんぜらうにも宣ふごとくしするを観ずる時は□事を捨(すて)やす
き者也さいこには善悪のごういんより外身に随ふ事あるべ
からず生涯(しやうかい)の間 現在(けんざい)の好事(こうじ)をのみなげきたるにをひては
天のよきさいわひを失(うしな)ふへし其時汝を三にわかちしき
しんは虫のゑじきあにまは天狗のかしやくざいほうは跡に
残(のこ)りて以後(いご)くるしみの種(たね)となるべし其故はそれを得たらん
者又汝が恩にうけずしてむなしくつかひかへつ□【て?】悪のたよりと
なすへしかるがゆへにいかに兄弟御たすけて□【の?】御けうけに
まかせ持(もち)たる宝(たから)を天の国にはこぶへき為□□人にほどこし
大人の家をうつ□ごとく宝をさきへは□□□□□し□いへ爰に
【左丁】
ながらへはつべき所ありや二たび帰り来る□□【事あ?】るまじき旅(りよ)【左に「たひ」の振り仮名あり】
宿(しゆく)にたくはへ置事なかれいか程つみかさぬる□【と?】いふとも残り
とゝまるべきさいほうに其身をからめほださるゝ□【事?】是に過たる
狂人(きやうじん)あらんや
七家をおさむる主人それ〳〵に応してかたく下ぢをくわふるご
とくⅮ(天)も我等が上をおさめ計ひ給ふ事を見よある人は臣下
ある人はおさめてほどこしてと定め給ひ人によりては又その
うけてとなし給ふ者也然るに汝がよけいをほどこす役(やく)人と
なし給ふと心得よおほくの人の為にあてがひ給ふ物をばわが
身ひとりの為にかまへ置事道理なしと心得□さんばしりよ