← 前のページ
ページ 57 / 191
次のページ →
翻刻
【右丁】
第十いんよくに対するれうけんの□【事?】
◦【朱記】されは此科といふはふじやうなるいんよく□□りにす□【く?】事
なり惣別の人の上にふかき敵対(てきたい)也さんへ□【る?】なると□□【宣ふ?】ご
とく諸のてきたいの中に第一つよきは是也□【ち?】うやをわか
たず合戦(かせん)しげくうんをひらく事 稀(まれ)なる者也然るにかゝる
つたなきよこしまなるのぞみ汝の心を引にをひては左にあ
らはすへきくはんねんをもてしたがへよ
一Ⅾ(天)ひいりよのなし給ふ御ちを以てしやう〴〵になし給ふあにま
をかゝるつたなき科にけがす事浅間敷事にあらずや又此悪
は常(つね)にひとをかたらふか故に人にあたをなさずと□【い?】ふ事なし
【左丁】
□【Ⅾ(天)?】のからさをかうむりきとくふしぎをあらはすごとくⅮ(天)の
御力(ちから)を趣たるあにまはおかしなれたるくせをあらたむる事
かたしと宣を以てきりしたんの進退(しんだい)萬事に付てしうぢ
やくしなれたる事ははなはだ恐れの題目とすべき者也
しかのみならす悪人の行儀をあらためかたきいはれと云
は科にをちたる人のあにまは天狗の進退(しんだい)となる故(ゆへ)也
又今一ツのいはれと云はⅮ(天)は罪(とが)にをちたる者のあにまを遠
ざかり給ふ者也其故は罪科(ざいくわ)かさなるに随(したか)いⅮ(天)遠(とを)ざかり
給ふを以て人のあにまに大なるわざはひ難儀来る者
也是に付てⅮ(天)おせやすほろへた□【を?】□□宣く□【以下欠落】