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【右丁】
に思ふ事善となる也 自由(じゆう)の上より身に貧(ひん)□【を?】求(もと)むる事
是◦✕【✕の上に小丸。以下同様】に似奉る者也たからの源(みなもと)にて在ます◦✕□【我?】等に対し
給ひて貧(ひん)を極(きはめ)め【衍?】給へは也 生得(しやうとく)貧(ひん)にして心よく貧(ひん)をこらへ
持ざるたからをいやしむる事も又其 貧(ひん)を善となす也即(すなはち)貧(ひ)人
は貧を以て◦✕に似奉ることく福(ふく)人も慈悲(しひ)をほどこすを以て
◦✕にあやかり奉る者也御主御たんじやうの時は貧なるぼくし
のみ◦✕をおかみ奉りたるにあらず国王も三人共□【に?】宝禄(ほうろく)を捧
げ奉りて拝(はい)【左に「おかみ」と振り仮名】し給ふ者也汝おほくのざいほうを持にをひては
貧(ひ)人にほどこす事を本とせよ貧人に渡す□□は皆御主◦✕
の御手にうけとり給ふ者也是を少もうたが□【ふ?】□なかれ□【今?】ほ□【ど?】
【左丁】
こすべき宝(たから)は汝がふたいの住所(ちうしよ)となる天□□につみ置給ひ
てほうじ給ふべき者也現在にて是を天に□□び置ずんば
行くさきにて何を持へきやすいしんして□く事叶はず
ついにうしなひ果(はつ)べきざいほうをいかでか真(まこと)の宝(たから)とはいはんや
只(たゞ)あにまの善根(せんごん)のみ真実のざいほう也色身□□□はあにまと
ともに此善徳もしたがひ行き自由(じゆう)の上□□□□【け?】がはされば
たれもうばひとる事叶はざる者也
§一人の物をわうりやうす□【ま?】じき□【事?】
◦【朱起】されはぬすみの科といふは他のたからをうばい□□□□【の?】みに
限らず人の心にそむきてみたりにたのたか□【ら?】□□くりうす