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【右丁】
る事是同しき科也以後は返すへしといふと□□【も今?】返すへきち
からありながら抑留(よくりう)するは科也其ゆへは返さずして叶はざる
事はいふに及ばずたちまち返すべき事ほんい也もし又
貧(ひん)にきはまり返(かへ)す事叶はぬにをひては本意をそむくに
あらずⅮ(天)は萬事に付て力の及はざる所をせよと授(さづ)け給は
ず•【朱起】さんげれごうりよ右のすゝめに付てある書じやくに書
給ふ事をきけ汝の非道に求(もと)め置たる宝(たから)はし□て跡に残る
といへども科は汝と共にゆくと宣ふ也是をも□【て?】かまへ□【置?】たる
りよくはむなしく跡に残りそんまうは身□□□□【て?】行きたの
しみをは他人に与へくるしみをは身にとゝめ哀(あは)□□□進退( たい)となり
【左丁】
はてすして叶はざる事誠にぐちの至り□□□やたてをお
しみて身にきすをうくるがごとく我身よ□【り?】□□いほうを□【お?】も
むじあにまのあたをかろんする事いか計の□やう□【以下不明】
観念せよわずかなるりよくにかへて天のけ□□と善徳のざ
いほうをうしなひむげのあにまをうり渡す事 偏(ひとへ)にじゆうだ
すがぎやくさいをまなふにあらずやしよせん汝がたすかりの
為には返弁(へんべん)なくして叶はざる物をさいごまでのふる事な
かれ生涯(しやうかい)おきふしともに罪にしづみて科の上にこんひ
さんゑうかりすちやのさからまんとをさずかり奉るほどのぐ
しやあらんや如此のやからをはかつて人間の□ゑを持たる人