キリシタン関連史料を翻刻

コレクション: コレクション1

ぎやどぺかどる - 翻刻

ぎやどぺかどる - ページ 60

ページ: 60

翻刻

【右丁】 る事是同しき科也以後は返すへしといふと□□【も今?】返すへきち からありながら抑留(よくりう)するは科也其ゆへは返さずして叶はざる 事はいふに及ばずたちまち返すべき事ほんい也もし又 貧(ひん)にきはまり返(かへ)す事叶はぬにをひては本意をそむくに あらずⅮ(天)は萬事に付て力の及はざる所をせよと授(さづ)け給は ず•【朱起】さんげれごうりよ右のすゝめに付てある書じやくに書 給ふ事をきけ汝の非道に求(もと)め置たる宝(たから)はし□て跡に残る といへども科は汝と共にゆくと宣ふ也是をも□【て?】かまへ□【置?】たる りよくはむなしく跡に残りそんまうは身□□□□【て?】行きたの しみをは他人に与へくるしみをは身にとゝめ哀(あは)□□□進退( たい)となり 【左丁】 はてすして叶はざる事誠にぐちの至り□□□やたてをお しみて身にきすをうくるがごとく我身よ□【り?】□□いほうを□【お?】も むじあにまのあたをかろんする事いか計の□やう□【以下不明】 観念せよわずかなるりよくにかへて天のけ□□と善徳のざ いほうをうしなひむげのあにまをうり渡す事 偏(ひとへ)にじゆうだ すがぎやくさいをまなふにあらずやしよせん汝がたすかりの 為には返弁(へんべん)なくして叶はざる物をさいごまでのふる事な かれ生涯(しやうかい)おきふしともに罪にしづみて科の上にこんひ さんゑうかりすちやのさからまんとをさずかり奉るほどのぐ しやあらんや如此のやからをはかつて人間の□ゑを持たる人