キリシタン関連史料を翻刻

コレクション: コレクション1

ぎやどぺかどる - 翻刻

ぎやどぺかどる - ページ 63

ページ: 63

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【右丁】 もひつねに汝をせむればなり 又御大切の源(みなもと)にて在ますⅮ(天)に対し奉りて向(むか)ふ所の科 といふは是也と心得よ其故はⅮ(天)ふかくこのみ給ふ善事をほ ろほす事をなせば也Ⅾ(天)御作なされたすけ度おほしめさ るゝ人の善徳をねたみ他の福禄(ふくろく)以下ををそねむ事は汝が □はさるのそみを以てひとへにⅮ(天)のはからひ給ふ道をとがめく づさんとする心也かゝるどく□□【物を?】うしなはんとのぞむにをひ てはしつとの母となるまんきを一番に退治(たいぢ)してへりくだ りの心を生ぜよけうまんなるともがらは人のわれにまさ りかたをならへんとするをきらひもし人われにまさる事有 【左丁】 時は身のをとりたる事をこらへずしてしつとの思ひたち まちに生する者也さんへいとろ是をいさめ給ひて世界の ほまれをのそみたかひにねたみ嫌(きら)ふ事なかれと宣ふ也 是別にあらずしつとの根(ね)となるいせいくらいのなけきを □りたちゑだとなるしつとの心をからせとおしへ給ふ儀也 かるがゆへに汝みたりに世界のたからを執心(しうしん)する事なかれ たゝあにまの善事と天の御 家督(かがう)をのみ大切におもへ此御 たからをうけたもつ人多しといへとも更にへる事なしか へつてうけ手のおほき程なをいやましに重なる者也世界 の好事は是にことなり持人おほけれは又めつする者也