キリシタン関連史料を翻刻

コレクション: コレクション1

ぎやどぺかどる - 翻刻

ぎやどぺかどる - ページ 66

ページ: 66

翻刻

【右丁】 貴きあほすとろ御をしへをひろめ給はん為にいか程の なんかんをかこらへ給ふといふ事を見よまるちるを初めとし て数多(あまた)の善人達中にも木の下かやがもとをすみかと して山居し給ふ人はいか計のしんくをしのぎ給ふとか おもふやひつきやう天にをひて今けらくをうけ給ふ善 人達何れかやすき道をもてはらいそを得給ふ人ありや されは尊き御をしへのひろまり給ふ事はこれらの善人 たちの御しんらうのゆへなり 二には御作の萬物を見るに一ツとしてむさくけだいなる はなし天のあんじよはつねにⅮ(天)をくぎやうさんたんし給ひ 【左丁】 諸天三くわうは十二時の間人の為にめくるにをこたる事なし 草木は飛花(ひくわ)落葉(らくやう)果実(くわじつ)のつとめをなしむしけらの類(たぐい)に 至(いた)るまでもをのが様ゝつとめを□【な?】さすといふ事なしちゑな き鳥けだ物むしけらのたくひ□【ま?】てもをのづからのせいとく にひかれてむなしくいる事なき時はいかにいはんや分 別智を帯(たい)する人としていたつらにくわうゐんを送らん 事はぢてもなをあまりある事なり 三ツむなしくはつるたからをもとむるにさへおほくのしんら うをしのぐ者也いはんや終る事なき天の御 宝(たから)をもとめん 為に何事にかなづむべき見よ汝今は隙(ひま)あり力あり此