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【右丁】
のそみをこるにをひては身のやしなひに定りたる分の内(うち)
をも引へいよ〳〵ぜじゆん行力をかさねよとんよくの科心を
せむるにをひてはなを常(つね)よりもしひをませじまんの心をこ
り来らは萬事に付てなをふかくへりくだる心を帯(たい)せよ
然らは天狗汝にあくをすゝめんとてかへつて善のたいもく
となる事を見て二たびしやうげをなす事有べからず力の
およぶほどいたづらにゐる事なかれもしすべき事なきに
をひては少しなりとも徳となる事をせよいかほど事のい
そかしき中にもⅮ(天)に心を通(つう)じ奉れ
【左丁】
第十五《割書:よききりしたんは右七悪の外に心を|つくしてしりぞくべき品ゝを顕(あらは)す事》
◦【朱起】右にあらはす科のかしらとなる七悪より出るあまたの科あ
りいかなるきりしたんなりとも心をつくして此等の科を
□【ふ?】せがすんは善道に至る事有べからず分てふかき科と云
はⅮ(天)の尊き御名にかけてむなしきちかひを致す事也
是じきにⅮ(天)にあたり奉る科也又御主の御名にかぎら
ず善人達の御名又はくるす御影あるひは我身の□【命?】
にかけてむなしきちかひをなす事もおなし罪(とが)也なし□【を?】
又いつはりをまことゝ思はせんが為にこれらのちか□□【ひを?】