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【右丁】
此善はよの善をもとむる地ばんとなる者也然れとも人の
生れつきそんじて後は此善を求(もと)むる事 難(かた)し右にあ
らはすことくとんじきに対(たい)するれうけんを以て大方あぶ
すちねんしやの徳ふかき事を論(ろん)ずといへとも尚(なを)其徳□
明にわきまへんが為に則つとめおこなふへき道をくはしく
爰にしめす者也
爰に付てさんへるなると食(しよく)せん時はつねの時おりもはやく
食(しよく)せず人にこえて用(もち)ひずひしよくとてさのみ食し□【過?】さ
ぬ様にとをしへ給□【ふ?】者也【如?】此のたしなみいつもか□【ん?】よう也と
いへ共分てうへ□□□□□□□【時?】□□【は?】びしよくにむかいたる□【以下欠落】
【左丁】
し□【な?】みかんよう□□□□□□□□□じよあんあんき□【り?】□【以下欠落】
しよくをはらわたの□【名?】 聞(□□□もん)□【と?】よひ給ふなりそれ即(すなはち)し□【よ?】くし初む
る時うへたる上にうへたる者のことくみたりなるのそみを□し
て其身をたばかるものなりおもふにかはりてはなはたしきのそ
みも少の食にてあく事あり然るに此等のれうけんと云
はあるがくしやのいへるごとく膳(ぜん)に向て二人のきやくらひに《見せ消ち:対|》
対すると心得よ是即あにまと色身也色身には入へき
程の食物をあたへ中ようをたしなむ事是あにまの食物
となる也其故はあにまのやしなひとなる善を心にかくれば□【也?】
如此のいましめは食物のみにあらず飲酒(をんしゆ)の上になを以て肝要(かんよう)