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【左丁】
伴(ともな)ひて酒をのむ人のみたるゝを見る時はわれもともに乱(みだ)れの
なかだちとなる者也是みな酒より出る禍(わざはひ)也 惣(そうじ)て百 失(しつ)の
本は只酒にありと心得よあ□【る?】かくしやのいはくふたうに三ツの
ゑたあり一ツにはそくさいのか□【ん?】よう二ツには悦ひ三ツには狂乱(きやうらん)
是なりとそくさいの肝要(かんよう)といふは酒のよき比なるはけつきの
養生(やうじやう)に肝要也といふ儀也二ツには悦ひといふは過るを以て
それにふけらんとするがゆへ也三ツには狂乱(きやうらん)といふは酒にみだ
るゝを以ての儀也□【如?】此ある時はおもふ事いふ事とも□□て
し□ぜざれ是分□【別?】に酒□【を?】そゆれはなり此わざ□□【はひ?】をのか□【れ?】
む□【と?】思□□食中(しよくちう)□□□□□□ふ事なかれいく度□【以下欠落】
【左丁】
ら□なる物語よ□□【り初?】□□□□□□にはつる事ありいく□【以下欠落】
酒よりかくれたる□【事?】をあ□□【らは?】し□【後?】悔する事のみあり□【故?】に•【朱起】さら
もん酒を主人とす□【る?】所にはひみつを保(たも)つ事なしと宣ふ也
§三 六根をまもるへき事
件(くだん)のことく身の上を改(あらた)めなをふかく六根をおさむへき事
専(もつはら)也中にもまなこは世間のみもなき事あにまのくづれ
となる科の題目のとり入あにまのもんこなれはべつ
してつゝしむへき事肝要也
みゝをつゝしむへき事も又まなこにひとし此門 戸(こ)より数多(あまた)
の事とり入心をみたらすもとひとなりあにまをけかす事