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【右丁】
なくほろほす事もなく肝要なる事をもひかへあまる上にあ
たへすせつかんしてころさぬ事も此善也是又馬の途中
にてつかれず又くらひこえてはねをとり手にあまらざ
らんが為なり
九天狗のぼうりやくあに□【ま?】を出入し様ゝにへんする事を
わきまへ萬の望みを本とせず表(おもて)むき善なりと見ゆる事
にはやく用心せざる事も此善也其故は天狗あんじよと変(へん)
し常(つね)に善の色□□□【を以て?】善人をたばか□□□【らんと?】する也□【以下欠落】
そ善の道にすは□□【りた?】る□【人?】に対して天狗よりと□【り?】を□【以下欠落】
いくさと云は是也か□□□□□□【るがゆへに諸?】□□□【あや?】□き事の中に□【以下欠落】
【左丁】
用心すへき事□【と?】□□□□□□□□□【む?】かひ来るてき□【以下欠落】
取分善の道を心□【に?】をとしつけたる人ゝに右の妨(さまたげ)を□【な?】す者也
十すゝむへき時あ□【り?】し□【り?】ぞくへき時ありまけ□【て?】かつ□【時?】有
かつてまくる時ある事をしる事此善也しかのみならす世界の
恐れ人の口にかゝはらすゆへなくそらぼへする犬の声にお
とろかざる事も善也さんはうろがらたす一ツに人の気に
あはん事を専(もつはら)とするにをひては◦✕の御 臣下(しんか)にては有べから
すと宣ふ事をおもへ誠に定めなき世上の取さたにかゝは
る事ぐちのきはめ也其故はばん□んに思慮(しりよ)なくいひた
きまゝにいへば也然れとも誰にてもあれ見かけよき様に