キリシタン関連史料を翻刻

コレクション: コレクション1

ぎやどぺかどる - 翻刻

ぎやどぺかどる - ページ 94

ページ: 94

翻刻

【右丁】 四ツには急速(きうそく)に物を決定する事なかれなれたる人は見しり やすきごとくしあんも又かくのごとしさい〳〵しあんするを以 て其善悪を見しるへしあまたの人初はよしと見えて後 にはことなる事あり人のしあんし思ひ定めたる事も 初はよしと見ゆれどもよく〳〵思案(しあん)すれは相当(さうたう)せざる 事おほし五ツには賢慮(けんりよ)の善の上に四ツのけいほあり是を 捨(すて)よ一ツにはそこつなる事二ツにはへんしうへんばある事 三ツには情識(しやうしき)なる事四ツにはみもなきほまれを本と□【す?】□【る?】 是なり去はそこつなる事は真の決定(けつぢやう)なしへ□【ん?】ば□【以下欠落】 しうは智恵の眼□□【をく?】□□し□□□るはよきいけ□【以下欠落】 【左丁】 をふさぎみもなきほ□【ま?】れ□□じ□□□□の事をけ□【が?】□【以下欠落】 いふ事なし 第二くわふきうをのそき中ようをまもる事此善のや□【以下欠落】 惣(そう)して善を求(もと)むるしんじつといふは常に此二ツの端を□【の?】 ぞき其 居(ゐ)所を中ようにかたむる者也かるかゆへに萬事を あしゝとも定めす又ば□【ん?】じ□【を?】よし共定むる事なかればん じをうけがひ又はんしをいなといふ事なかれ萬事を信 じ萬事をしんぜざる事もなかれ人のあやまりを見てお ほくの人に科をかくる事なかれ一人の善を見て萬民(はんみん)を 善者とする事なかれたゞつねにつよき道理を守りて