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【右丁】
かせをのがし持たる一はんを半分わりて貧(ひ)人にあたへ旅人(りよじん)【ひだりに「たびひと」と振り仮名】と
貧(ひん)なる者を汝が家にしやうせよ是わが内証にかなふぜじゆん
なり汝是をつとめて用ある者に心をひらき力をそへ飽満(ばうまん)
させよ其時こそ然ゝの恩をあたふへけれとほろへたその
へんの終(おは)りまておほく□【の?】事を書給ふ者也爰を以ていかに
兄弟Ⅾ(天)しんじつの善の多分は何事をこめ給ふぞ又他人に
対していか計にうわにあれと覚しめすぞといふ事を見よ
又あほすとろさんは□【う?】ろ何れの玉章(ぎよくしやう)にか是を第一と□□
給はざるやいかほとか大切のめいよをかゝげほ□□け給□【以下欠落】
其徳をあらはし給ひ□□□□□【是?】を□【諸?】□□□□□□とし□【以下欠落】
【左丁】
たり奉る為には是に□□□□□□□□□也□【以下欠落】
大切と云は或はたつした□□【る善?】の道とし□□□【給ひ或?】は諸の御□□き
はめ或は他人を大切□【に?】思ふを以てたつして御掟をた□□
とも宣ふ也是に□□【まさ?】りたる善のほまれあらんやⅮ(天)の□【御?】内
証に叶ひ奉る道をしらんとする人はいかでか此善のほまれを
わか所作の第一とせざるぞ□【猶?】此上に御主J(◦ⅹ)より深く御大切に
おほしめし給ふ•【朱起】さんしよあんゑはんぜりしたの御文に此善に
まさりてすゝめ給ふ事もほめ給ふ事もをしへ給ふ事も別に
なししかのみならす御 生涯(しやうがい)の間も皆以て是をすゝめ給ふと
見えたり或時御弟子何とてかほどしげく是を宣ふぞと