キリシタン関連史料を翻刻

コレクション: コレクション1

Barb.or.153.pt.A - 翻刻

Barb.or.153.pt.A - ページ 61

ページ: 61

翻刻

  しるべきや 師 はあてるのうすてるをもて知るべし 弟 達して信じ奉るべき様をば何とし   るべきや 師 けれどかひいですのあるちいごかをしること   なり 弟 行儀をたゝしくつとむる様をば何と   しるべきぞ 師 行儀をよくおさむる道と云はたもつ為に   はでうすの御おきてのまんだめんとゝ   さんたゑけれじやのまんだめんとを   しり又しりぞくべき為には七のもるたる   科を知る事也 弟 たゝしく信じよく頼み奉り又身持を

現代語訳

知るべきでしょうか。 師 「パーテルノステル」をもって知るべきです。 弟子 確実に信じ奉るべき様を何と知るべきでしょうか。 師 「クレド」すなわち信仰箇条を知ることです。 弟子 行儀を正しく勤める様を何と知るべきでしょうか。 師 行儀をよく修める道と言うのは、保つためには、デウス(神)の御掟である戒めと聖なる教会の戒めを知り、また避けるべきためには七つの大罪を知ることです。 弟子 正しく信じ、よく頼み奉り、また身持を

英語訳

should we know? Master: It should be known through the "Pater Noster." Disciple: How should we know the way to believe with certainty? Master: By knowing the "Credo," that is, the articles of faith. Disciple: How should we know the way to practice proper conduct? Master: The way to well cultivate proper conduct means: in order to maintain it, one must know Deus's (God's) commandments and the commandments of the Holy Church, and in order to avoid [sin], one must know the seven mortal sins. Disciple: To believe correctly, to trust well, and also regarding one's conduct—