翻刻!九州大学の書物たち

コレクション: 漂流記コレクション

異国見聞記 - 翻刻

異国見聞記 - ページ 6

ページ: 6

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【右丁】 御社■【辺ヵ】なれ明れは廿二日伊豆七嶋之内何れニ而も上る べしと楽しみ夜明テ小き嶋一ツ見へ候得共余り 小キ嶋ゆへ人有嶋ともおもわれず其上流■■【失食?】を 飛ひ越し候へ共楫出しも廻されば其嶋を取楫へ 見て東へつかせ居候内のうち社せつなけり【?】 時節冬の事なれは仲ゟ寄来る風吹事なし 楫に替る人之心ぞ哀なり猶此日は右之通ニ候へ共 【左丁】 晩方ニは心体労れ楫に替る心もなき折から折■【湯ヵ寄ヵ霧ヵ】 相談いたし楫を打込碇を弐切入積流しに致し 皆々つかれをはらし酒食を食し其御座候代まろび 皆々其侭寝るこそ道理なれ翌廿三日の朝迄は 右之小キ嶋も見へ候へ共其後ハ前後左右に嶋もなく 漫々たる海上に只壱艘流れ行こそ是悲なけれ【?】 扨船中皆々お先なへて【?】■ふとは夢にも思わず