翻刻!九州大学の書物たち

コレクション: 漂流記コレクション

異国見聞記 - 翻刻

異国見聞記 - ページ 8

ページ: 8

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【右丁】 行ケ共〳〵嶋もなく朝夕日月の出入にすこし 山を見れども一向見へず日月ハ只海ゟ出テ海へ 入ける誠にせひも力もつき果て■【頼ヵ】の綱は ■【信ヵ泣ヵ】計り是悲になり【及ハ】ぬ■■まなり【?】扨是より内■■■【廿一日ゟヵ】 銘々不断信心致ス所の神■■【々又ハ】大患大悲の 仏菩薩に祈乞ひを立髪を切払ひ祈り歎ぞ 殊勝なりかく十四五日も東へ帆■候へ共山も地も 【左丁】 なきにつき帆を下け一心ふらん神仏を祈り候 御加護にや十二月十日風替り東より吹此時皆々 悦び帆ハ云ふに及ばす■式【或】ハ風呂しきなど ゆり出に拵へ悦び勇も道理なり夜〳〵 北風吹起り浪高く舷【艫】表上棚打さく計り ■【甚ヵ】屋へ打当る浪今も破船に及ぶか■気も魂も 其人【きへ?】いる計り心細人も伏にけりかくと十日計りも