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【右丁】
一(ひとつ)女(おんな)は容(かたち)より毛(も)心(こゝろ)の勝(まさ)れる
を善(よし)とすへし心 緒(ばへ)無(なき)美女(よしおんな)は
心(こゝろ)騒(さはか)しく眼(まなこ)恐(おそろ)しく見出(みいだ)
し亭(て)人(ひと)を怒(いかり)り【衍】言葉(ことば)あらゝ
かに物(もの)いひさかなく口(くち)■(きゝ)【諬ヵ】 て人(ひと)
【左丁】
に先立(さきだつ)人(ひと)を恨(うらみ)嫉(ねたみ)み【衍】我身(わがみ)に
誇(ほこ)里(り)人(ひと)を謗(そしり)笑(わら)われ人(ひと)にま
さ里(り)皃(がほ)なるは皆(みな)女(おんな)の道(みち)に違(たがへ)
る也(なり)女(おんな)は唯(たゞ)和(やはら)き順(ひたが)【ママ】ひて貞(てい)
信(しん)に情(なさけ)深(ふかく)く【衍】静(しづか)成(なる)をよしと