翻刻!江戸の医療と養生

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温泉小説 - 翻刻

温泉小説 - ページ 18

ページ: 18

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【右丁】    馬鞭(むまつゝら)草 艾葉(もぐさ) 蘇葉(しそ) 薄荷(めくさ)葉 右は草 茎葉(くきは)ともにもちゆ手足のいたみ しひれ或ひきつりなとするには五木湯に 浴し寒湿のいたみもろ〳〵の瘡の類には 八草湯に浴すへし甘松白芷なんとの 湯に浴するよりはるかに勝れり八草湯も 貝-原-翁の大-和本-草にある八草は菖蒲 《割書:からぜきせらあやめ|かきつはたせうぶの類》艾-葉 芣(おゝ)-苡(はこ)荷(はす)-葉(のは)蒼(おな)-耳(もみ)忍-冬 蘩(はこ)-蔞(べ)馬⁻鞭⁻草なり《割書:馬鞭草野に多し葉は麻に似たり|茎は馬のむちに似たり》 【左丁】 〇湯治中 禁忌(いみきらひ)多し慎むへし浴-中酒多く 飲へからす酔て浴すへからす浴-後即時に 飲へからす空腹(すきはら)に浴すべからず腹満ちて 浴すへからす 〇第一房事をはなはた忌む湯治前-後一- 月-余慎むへし今湯-中色-慾をこゝろかけ 好-者あり此-等命を不_レ知の愚-人論するに たらす能々戒むへし 〇浴湯の際 昼(ひる)-寝(ね)すへからす怒へからす草