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会席しつほく趣向帳 - 翻刻

会席しつほく趣向帳 - ページ 13

ページ: 13

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【柱】   趣向帳  八 鯛を身どりて半日ほど漬おく也又醤油にて肴色付いやしきゆへ 焼塩を用ゆる法あり此時は上酒一合五勺上々酢一合酒塩三勺なり ○鮓つねのすし也○当座鮓は随分よき白米にて少しこわめに飯を たき能さまし焼塩をよきほどにちらし酢を少し茶箭【茶筅】にて打 肴を酢に漬おきそれをならべおしを置ば一夜にてよし但し木くら げ海老玉子の類はいつれもゆてる也ゆで玉子は小口切也○いり酒は 塩いり也形の崩れさるを第一とすあたらしき肴をつよく塩をして 少しの間おき湯を至極に煮立せいらうにかけ蒸也○塩鳥はとくと 塩を出し事肝要也○鯲は塩ばかりにて能煮て味噌へうつす也     六月      鱠の部 ○《割書:あらひ鯉|  いり酒》 わさび ○《割書:あわび きんこ|すりいも すいり酒》 ○《割書:かんてん|ふのやき玉子》いり酒 ○《割書:きすなけ作り むき蜆|のし瓜 青あへ》      汁の部 ○《割書:さゝら汁 鰹すり流し|柚 紫蘇 たで 栗》 ○《割書:青鷺 茄子|牛房せん》 ○《割書:こちの皮むき|  岩たけ》 ○《割書:ひや汁 夏大根さいのめ|紫蘇の針 栗の針 焼のり》      冷し煮物の部 ○《割書:塩鴨 細さゝげ|いせこ玉子》 ○《割書:蚫 くわゐ|皮牛房》玉子とぢ ○《割書:冷し串子 ふの焼玉子|青大豆 山のいも》 ○鱸のさまし 柚 ○《割書:打貝    さからめ|  せんまひ》 ○氷凝(こどり) 鯉 ■【栗?】瓜 【柱】   趣向帳  九