翻刻!江戸の医療と養生

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滑稽五穀太平記 2巻 - 翻刻

滑稽五穀太平記 2巻 - ページ 21

ページ: 21

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【右丁】 面目(めんぼく)と勇(いさ)みよろこび。我(わが)ぶどう酒(しゆ)の手(て)なみをみせ。 敵(てき)を味淋(みりん)に打破(うつやぶ)り。肝(きも)をひや酒(さけ)くれん酢(ず)と。俄(にはか)に 手勢(てぜい)を集(あつ)めけり。先一番(まついちばん)に新川(しんかは)の上酒(じやうしゆ)池田(いけだ) 伊丹之助劔菱(いたみのすけけんびし)。四方蔵人瀧水(よものくらんどたきすい)。内田三郎升安(うちだのさぶらうますやす)。鎌(かま) 倉河岸之住人(くらがしのぢゆうにん)豊島燗者呑吉(としまのかんじやのみよし)。浅草並木(あさくさなみき)の住人(ぢゆうにん) 山屋樽作縄巻(やまやのたるさくなはまき)。数寄屋河岸矢野(すきやがしのやの)の一統(いつとう)。鹿島(かじま)の 一類(いちるい)。法師武者(ほうしむしや)には満願寺(まんぐはんじ)の甘口坊(あまくちぼう)。味淋寺(みりんじ)の保命坊(ほうめいぼう)。 紙屋菊千代(かみやのきくちよ)。桑酒霰之助(くはざけあられのすけ)。さつまの瓶(かめ)粟盛(あはもり)。其(その)ほか 【左丁】 国々(くに〴〵)の名酒(めいしゆ)の輩(ともがら)。我後(われおく)れじと馳来(はせきた)る。おくれて新酒(にいざけ) 登之助鉢巻(のぼりのすけはちまき)。地廻悪酒地兵衛(ぢまはりのあくしゆちびやうへ)。滴見芥(したみごみ)の大夫樽底(だいぶたるぞこ)。な んど其勢(そのせい)都合(つがふ)三千余樽(さんぜんよたる)。桶川胴(をけがはどう)の鎧(よろひ)に家々(いへ〳〵)の定(ぢやう) 紋(もん)つけ。莚(むしろ)の陣羽織(ぢんばおり)をみな一様(いちやう)に着(き)なしつゝ。新川(しんかは) せましと陣(ぢん)とりしは。上戸(じやうご)もあきるゝばかり也。後(あと)に続(つゞひ)て 加勢(かせい)の面々(めん〳〵)。魚類勢(ぎょるいぜい)には。菜伯金鎗魚中将鍋焼(ねぎまのちゆじやうなべやき)。竹麦(はう) 魚四郎(ぼうしらう)。青花魚冠者(さばのくはんざ)。海鱧次郎(はものじろう)。鱸三郎(すゞきのさぶらう)。馬鮫魚十郎(さはらのぢぶらう)。 鰭名源八(えびなのげんはち)。私(し)の党(とう)の火頭魚(かながしら)生貝次郎青鮫(なまがひのじらうあをさめ)。平目(ひらめ)の