翻刻
【右丁】
言葉より入べし
寄米㫪恋 未得
うすなさけちぎりをこめのつきはてゝ
こぬか〳〵とまつほどぞうき
とよめるも米つきのかけ合の言葉をかれ
これとあんじて 臼 こめ つきはてゝ
こぬか と言葉をもとめて心をえたり
秤といふ題にて 未得
人の科おもきかるきは目にかゝり
【左丁】
わか身のほどははかりしられぬ
とよめるもはかりにかけ合の言葉をも
とめて 目 かゝり おもき かろき はかり
と皆ゑんの言葉をつゞけり
心より入たる狂歌は
祈不逢恋 資之
君がこゝろいよ〳〵われにほどけぬは
むすぶの神をいのりすぎたる