翻刻
【右丁】
いのちがさけがすきると
なかなるむしどもよりあつ
まりおもひ〳〵にむしのす
くものをくつたりのり
たんとすると
だん〳〵むし
がさわぎ
だしおどり
をおどるやら
うたをうたふ
やらなんだかぐら〳〵と
いふてよしうさわぎ
けるけいしやちややの
はらいに一もんも
なけれはむし
どもは大
きにかぶ
りける
そのとき
これには丸薬がよし
と一りうきく
〽むなさ
わぎを
すると■
れるから
はらで
さわけ
してのむしさん
なすのなまづけ
でおちやづかはどふ
でござります
あまり
さわいで
あつくなると
むしあついといふ
【左丁】
たんまんきんたんわう
ごんまたそのうへにきん
〴〵のはりをもちひ
けるゆへさつそくおさ
まるなり
一もんなしで
こんないさわぐ
といふはむしの
ゑゝとはおい
らがことだ
さわり〳〵に
さくむらさきの
せんきのむし
さんはきんたまが
大きいからおどるが
おかしい
きうでも
すへられ
なへけりや
と
コラあかりのき
わに
たいを
おくな
わりいしゆれ
だが大だいま
ふるしは
どふ
だ
【参照 東京都立中央図書館所蔵本 https://kotenseki.nijl.ac.jp/biblio/100061649/viewer/16】