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翻刻
【右側】
真似をせし故にや漸合点せし様子にて
程なく汀へ漕寄島へ上りけるか本国人とは
違惣髪にて髭なかく小さきくしにて
髪を巻きとめ猟舟にて以上五人乗也船頭
何某病気故 船手代(まかない)右猟船の人へ難舟の
次第を語り助けくれ候へと相頼といへ共一ツも
聞取不申故に文字にて何国と相尋候へは
安南国西山離島と答へ又其方達は
【左側】
何国と問候故委しく書みせ候へは日下(ひのした)
かと問日下船難風に合帆柱を折
梶を砕き其上病人有之何卒助呉
候趣を書取みせ候へは承知のよし仕 方(形)
にて答夫より十六人とも小舟にのせ
行海上四里計とおもふ頃家数
廿軒計有小湊へ船をつなき置二人
を此方共へ附置三人は陸へ上り何方へか