翻刻!九州大学の書物たち

コレクション: 漂流記コレクション

南瓢記 - 翻刻

南瓢記 - ページ 12

ページ: 12

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【右側】 真似をせし故にや漸合点せし様子にて 程なく汀へ漕寄島へ上りけるか本国人とは 違惣髪にて髭なかく小さきくしにて 髪を巻きとめ猟舟にて以上五人乗也船頭 何某病気故 船手代(まかない)右猟船の人へ難舟の 次第を語り助けくれ候へと相頼といへ共一ツも 聞取不申故に文字にて何国と相尋候へは 安南国西山離島と答へ又其方達は 【左側】 何国と問候故委しく書みせ候へは日下(ひのした) かと問日下船難風に合帆柱を折 梶を砕き其上病人有之何卒助呉 候趣を書取みせ候へは承知のよし仕 方(形) にて答夫より十六人とも小舟にのせ 行海上四里計とおもふ頃家数 廿軒計有小湊へ船をつなき置二人 を此方共へ附置三人は陸へ上り何方へか