翻刻!九州大学の書物たち

コレクション: 漂流記コレクション

南瓢記 - 翻刻

南瓢記 - ページ 13

ページ: 13

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【右側】 出行けるかまた〳〵我々存し候は 折角人里へは来るといへとも我国の 地にてはなく幾千里の波濤(はとう)を越 唐人共もし諸国へ見せ物なと売 渡しなとせましやと様〳〵の事 おもひわひ又〳〵胸をいため三人の 帰り来を今や〳〵と相待内此所 の官人とみえ駕籠に乗し人両人 【左側】 また跡に引つゝき八人は歩行 にて最前の三人も帰り士官人舟 はたへ来り此内舟頭一人上り可申 書附見せ候故船手代罷出は委細に 被尋候に付漂流の次第難風にて破 船の様子十六人之内両人重き病 気の事迄不残書附を以何卒御助 被下る様丁寧に願候所少しも