翻刻!九州大学の書物たち

コレクション: 漂流記コレクション

南瓢記 - 翻刻

南瓢記 - ページ 14

ページ: 14

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【右側】 気遣いたすましくよろしく 取はからひ無程なく国王えも 可申遣まつ病人は此駕籠え のせ候様被申此時はしめて安堵 いたし今一人の病人に残十四人 付添手を引官人の案内に随ひ 陸へ上り左右をみれは畑有瓜 茄子西瓜沢山に出来有梅なとも 【左側】 よく実のり左側に薮有竹の子抔も 事之外多し至て暖国とみえ 霜月下旬なれと寒気の 障かつてなし我国四五月頃の気 候にて甚長閑なり扨ほとなく 半町計行所に間口三間計の明家 あり此内え案内と共に入みれは木の すのこにてへりなき上敷をしき