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【右側】
類料理に出し事之外深節に取扱
申事我国より何ほとゝいふ里数は
未限といへとも国政のよろしき所と見え
もの事行届彼是此地に十二月十五日
まて逗留之内隣家に八十計の
翁あり日々杖をつき被来廿日計の
なしみに海山情をのへ近々王城へ
至候はゝ早々本国へ帰帆の願を出へし
【左側】
と呉々申付此地出船の節抔は杖を
つき一二町も送り来涙を流し
わかれ帰りけり老人の心実互に
胸にせまりて折々申あへり
十二月十五日王城の官人并医者通
詞不残川舟に乗り《割書:但此間川舟上り也舟路|五日計也尤官人は王城ゟ被来》
《割書:候よし也逗留中|進達有之候趣なり》同船に乗入十二月廿日王城川口へ着にけり
風土