琉球・沖縄の世界を翻刻する

コレクション: ハワイ大学所蔵 阪巻・宝玲文庫 vol. 1

琉球沿革志 下 - 翻刻

琉球沿革志 下 - ページ 6

ページ: 6

翻刻

【右丁】   ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛   ┗〇尚円━尚真━尚清━尚元━尚永━尚寧━┓      宣威   ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛       ┏尚賢    ┏尚純┓   ┗尚豊━   ┏━尚貞┛  ┗尚益━尚敬┓       ┗尚質┛   ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛   ┗ 【左丁】 琉球国の開闢其国に伝へ云には天地開けし始め一男一 女を化生して三男二女を生す其一男は君主の始にて天 孫氏といふ二男を按司の始とし三男を庶民の始とし一 女を女君の始とし二女を内侍の始とす民俗淳撲にして 神因りて現はるこれを君(キン) 真(マ) 物(モン)といふ  定西法師伝《割書:定西は石州の人俗の時薩州より琉球の佐|志貴王子に従て琉球へ渡る天正の頃は我》  《割書:国の人多く彼国に在り定西故ありて琉球の服を着て|名をヤマトカナツ【ソヵ】メと改めて西土へ渡り商して甚だ》  《割書:富て琉球へ帰る其後本邦に帰て大久保石見守に従ふ|慶長十四年陶金の事を謀て駿府に来りしに佐志貴王》  《割書:子薩州候の為に俘獲せられて駿府にあり定西はから|す佐志貴に逢ひ王子は駿府にて卒せられ其後定西も》  《割書:出家して東都の深|川に居住して死す》を按するに此国の初め一男一女化