翻刻!料理本の世界

コレクション: コレクション 1

会席料理帳 - 翻刻

会席料理帳 - ページ 6

ページ: 6

翻刻

  【右丁】  あんはいにて煮物吸物取肴  重の物口取引物肴と分る  小皿中皿大皿猪口もりかたにて  名はかわれとも皆喰物なりと  いふ事を悟給ひ角なる物を  丸くし丸きを角につくり又  太きを細くなしあるいは平  なるを長く見せ長きを  して目をよろこはしむ是を  珍らしきとはいふなり万事   【左丁】  此しゝろを以て此書の前後を  見合して工夫し給へは四季の  調味おのつから胸中にうかみ  献立自由自在なるへし  兎角気転第一としゝろへ  玉ふへし 一工夫手揀の心をよめる古歌  二首ありちなみに爰にしるす  〇池水にしはしか程は降きへて  こほるかたより積るしらゆき