翻刻!九州大学の書物たち

コレクション: 漂流記コレクション

唐泊リ孫七物語 - 翻刻

唐泊リ孫七物語 - ページ 39

ページ: 39

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【右丁】 堂を建銘を書て香花を備へ是をま徒(ツ)る又我 宅にては仏檀をかざり位牌(イハイ)を置肉類を備へ銘 々は精進してものいみする也又夫に別れたる女には 百日ケ間白き絹をかつぎ香金箔を焼き生前 の有様を語りなげきしたい悲しむを夫えの礼 とする香金箔は富貴の人ほど余分についやすと 聞また子は百日の内墓所へ一日参り音楽舞 曲なと三年ケ間いむなり孫七か主人は父なくして 【左丁】 常に仏檀に魚肉焼酒を備え日に三度その霊物 をそなへるに仏檀をひらかせる内案内を言て礼 儀正しき此世にいたせる人の事々其言葉和 ■に見ゆる是れのみならす近りんの人々と回 答するにも甚だ上品なり扨又此所にも暖国(ダンコク)にて ふゆもひとへ物にて暮しける単物の名を。こん さみやあと言なり是は何と言ととふ詞にも是を 用ゆ扨日本をじつぽん。木をは。ちやあ。水は。ちゆい