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【右側】
様なくして留り居ける依て日本人申合せ此三月
より此節迄相応の勤はたらき致すといへ共聊も銀銭
不与しかれは此節向迄渡海の舟兵粮位の事は
我々有付の主人家ゟ与へ呉へき物とも思ふ也又の
便船の時はその事を頼みてよからんと申合する
内に日本人三人は山中に牛の乳絞のなすの事也
四人の■■は紀州の弥市八丈の万蔵阿波七太郎島原
【左側】
太吉四人向に便舟次第渡らんと談せしに弥市
万蔵申は主人〳〵より追々送り遣はさんとの申事
なれはさしていそき給物もらひ渡るにも及ひ
ましきと申せは七太郎太吉はさにあらすして
便船を待ゐたるに此は卯の正月ラツハスの舟参り
両人は此舟より渡りに決しぬれは其時又弥市
万蔵も渡る事同意して家〳〵主人より向へ