翻刻!九州大学の書物たち

コレクション: 漂流記コレクション

島原漂流人太吉物語 - 翻刻

島原漂流人太吉物語 - ページ 52

ページ: 52

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【右側】  けれはおまへ日本詞にていひなされと申候ゆへ二口三口  日本詞申せ共直に外国詞になるもむりならす両  三年外国詞計りにて有けるゆへ也主人ウヱンサンと  いろ〳〵咄その日は帰り翌日又参りけれは直に引受便  船ある迄此方へ引受置の返答にて中二階へ両人   ともにていねいにして置けり 一此バアゼル住居大剛家普請結構也平日家内 【左側】  住居は片落の地面にて登り見れは二階の地面則  平地の地面也其庭へ植木なと植込有之尤植  木の所計り土地にて余は庭の前都てたゝき土也  其二階の前植込庭有之事ゆへ二階に小庭あり  とは語る也其二階の上に又一階あり二階の庭ノ向  岸は弐丈余の高石垣築立立派也其築立の上  には脇より登り段切石にて巾広に道筋を廻り〳〵に