翻刻!料理本の世界

コレクション: コレクション 1

海鰻百珍 - 翻刻

海鰻百珍 - ページ 15

ページ: 15

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【右丁】  といふせんば餡(あん)かけさし込(こみ)物 遣(つか)ひかた品々(しな〳〵)  あるへし 一はむ二本を骨切(ほねきり)にして首(かしら)尾(を)を去(さり)うすく  塩(しほ)をふり両身に濃葛糊(こきくずのり)を引(ひき) 身(み)と身(み)を  抱(たき)あわせ半時(はんとき)ばかり壓(をし)をかけ青竹(あをたけ)を鉄(てつ)  橋(けう)にして山椒(さんせう)醤油(しやうゆ)付燒(つけやき)にしたるを妹背(いもせ)  山といふ又 木屋町炙(きやまちやき)ともいふ裏表(うらおもて)にかわ有(ある) 【左丁】  といふ意(こゝろ)なるべし大ばすに切て炙(あふりもの)とす 一はむを三 枚(まい)におろし砂摺(すなずり)を去(さり)尾(を)の方(かた)より  ひら〳〵と作りて指身(さしみ)とす是を漣(さゝなみ)といふ又  胡葱(わけぎ)を入て鉄砲和(てつほうあへ)にしたるもよし 一右の漣(さゝなみ)を羹(しる)にして款冬(ふき)をあしらひたるを  花筏(はないかだ)といふ 一右の漣(さゝなみ)を暫時(ざんじ)梅酢(むめず)に浸(ひた)し薄(うす)く色(いろ)の付(つき)