翻刻!料理本の世界

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海鰻百珍 - 翻刻

海鰻百珍 - ページ 23

ページ: 23

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【右丁】  汲込(くみこむ)へし灰(はい)はこと〳〵く流(なか)れ去(さ)りて右の小  才斗 残(のこ)る也其中にて程よく炙目(やきめ)の  引届(ひきとゝき)たるを撰(より)とりよく〳〵洗(あら)ひて用(もち)ゆ  羹(しる)には松菜(まつな)蕗(ふき)松露(しやうろ)雞腸菜(よめな)の類(るい)  見合せ入べし是を六合炙(ろくごうやき)といふ 一 摺肉(すりみ)を厚さ五六分ばかりの角(かく)に作(つく)り  美濃帋(みのかみ)に包(つゝ)みて未醤漬(みそづけ)となす 【左丁】  二三日を経(へ)て取出(とりいた)し串(くし)にさして是を  炙(あぶる)是をウルマルヰルと云 一右の未醤漬(みそづけ)を壱分ばかりの厚さに作り  岩茸(いわたけ)なと取合(とりあい)してためいり酒(さけ)又は  三 杯酢(ばいず)にて調(てう)す是を朝 鮮(せん)鱠(なます)と云 一右の未醤漬(みそつけ)を油(あふら)にて揚(あけ)椎茸味(しゐたけあち)を  付て細切(ほそきり)にし葱(ねぎ)生(なま)にて薄(うす)く小口切