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海鰻百珍 - 翻刻

海鰻百珍 - ページ 24

ページ: 24

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【右丁】  此二品を取合せていり酒又はからし  酢未醤(すみそ)に調(てう)す是を羊鱠(ようくわい)といふ 一 摺身(すりみ)を青どりの粉(こ)にて色(いろ)を付 蒸(むし)て  よきころ合に引(ひき)ちぎり中を凹(くぼ)め小豆(あつき)  を盛(もり)其 形(かたち)艾餅(よもきもち)に替(かは)る事(こと)なし是を  艾海鱧(よもぎはむ)といふ或(あるひ)は曰(いわく)真(しん)の艾草(よもき)を用ひて  妙なりと未試(いまたこゝろみす) 【左丁】 一すり肉(み)を丸(まる)く團子(だんご)にして山椒みそを  餡(あん)にしたるを白玉糕(はくぎよくこう)といふ 一おろしたる肉(み)に塩(しほ)を加(くは)へす其 儘(まゝ)煮(に)れは  ばら〳〵と成(なる)是を解流(ときながし)といふ松茸(まつたけ)〆治(しめし)  様(やう)の物をあしらいて羹(しる)とす又 澄(すま)し汁(しる)  に遣(つか)ひたるもよし 一おろしたるまゝの肉(み)に少し塩(しほ)をふりかけ