翻刻!料理本の世界

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海鰻百珍 - 翻刻

海鰻百珍 - ページ 28

ページ: 28

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【右丁】      心得(こころへ)有(ある)べし 一 摺肉(すりみ)を田楽(てんがく)程(ほど)の大さに切 蒸(む)し青竹の  わり串(くし)をさし少し炙目(やきめ)をつけ葛(くず)あん  かけ青柚(あをゆ)のおろしをふりかけたるを芳野(よしの)  田楽(てんがく)といふ   又云右の田楽(てんがく)に豆腐(とうふ)の田楽を取交(とりませ)   鉢(はち)へならべ葛(くず)をかくれはいつれを海鱧(はむ) 【左丁】   いつれを豆腐(とうふ)と分(わき)がたし是をあやめ   といふ酒肴(さけのさかな)となして興(けう)あるものなり 一右の田楽に木(き)の芽(め)未醤(みそ)付(つけ)たるを目川(めかわ)海(ば)  鱧(む)といふ 一すり肉(み)をつまみにして中へ干山椒(ひさんせう)を入たるを  みをつくしといふ羹(しる)によし《割書:又つみいれと云|うけ汁(じる)ともいふ》 一 筍(たけのこ)の中程(なかほど)五六寸斗 節(ふし)をぬきすり身を