翻刻!料理本の世界

コレクション: コレクション 1

海鰻百珍 - 翻刻

海鰻百珍 - ページ 37

ページ: 37

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【右丁】   右すりみにおろし藷(いも)或は豆腐をま   せる事ありいづれ望(のそみ)にまかすべし 一右おぼろの中へ牡蠣(かき)を三つ四つ入たるを  沖(おき)の鷗(かもめ)といふ 一 松茸(まつたけ)を入たるを笠(かさ)の雪(ゆき)といふ 一 鳥肉(とり)生蚫(なまがい)慈姑(くわゐ)なめの類(るい)を入右のおほ  ろを臺(だい)にしてうす葛(くず)かけたるを海(は) 【左丁】  鱧(む)〆(じめ)といふ又 茶碗(ちやわん)むしの卵(たまこ)にかへたる  も同名なり 一 羹(みそしる)にすくひ入たるを養老(ようろう)海鱧(はむ)といふ松(しやう)  露(ろ)しめじ芹(せり)の類(るい)一二 種(しゆ)あしらふべし 一おぼろを昆布出(こぶだ)しの薄塩湯(うすしほゆ)にてさつと  煮(に)て茶碗(ちやわん)にもり青 海苔(のり)かけたるを蘋(うきくさ)  といふ少し湯(ゆ)をためたるもよし