翻刻!料理本の世界

コレクション: コレクション 1

海鰻百珍 - 翻刻

海鰻百珍 - ページ 39

ページ: 39

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【右丁】  ツヽ入てよく摺(すり)青 海苔(のり)を加(くは)へて吸物(すいもの)  とし又 麦飯(むぎめし)にかくるこれを蜀葵(とろゝ)ばむと云 一右うす澄(すま)しにすくひ入たるを春(はる)の雪(ゆき)と  いふあしらいもの有もよし 一右 春(はる)の雪(ゆき)をうす葛煮(くずに)にして茶椀(ちやわん)に  少し盛(もり)胡椒(こせう)をふりかけ其上へ飯(はん)を盛(もり)  たるを埋(うつみ)ばむと云 【左丁】 一右春の雪をうす葛煮(くずに)にして大こんの  おろしかけたるを解(け)ぬか上(うへ)といふ 一右 消(け)ぬか上(うへ)を鉢(はち)に盛(もり)網(あみ)に入 井(いど)へ卸(おろ)し  よく冷(ひや)すれは煮凝(にこゞり)のことく也 柚(ゆ)の櫛形(くしがた)  などあしらひてよし夏日(かじつ)の佳肴(かこう)也 一 鯛(たい)鱸(すゞき)の類(るい)をいり上るに至極(しごく)ゆるきすり  みに醤油を合し加減(かけん)して煮(に)あぐるを