翻刻!料理本の世界

コレクション: コレクション 1

海鰻百珍 - 翻刻

海鰻百珍 - ページ 40

ページ: 40

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【右丁】  蝋煮(らうに)といふ井(いど)に卸(おろ)し冷(ひや)したるもよし 一 杦折(すきおり)に和(やは)らかすり肉(み)を入 蒸(むし)て一寸 角(かく)ば  かりに切て臛(にもの)羹(しる)となす是を海鱧(はむ)豆腐(とうふ)  といふ料理方(りやうりかた)おほし 一右のはむ豆腐(どうふ)に青 未醤(みそ)かけたるを経山(きんざん)  寺(じ)豆腐(どうふ)といふ 一右のはむ豆腐を中 才(さい)に切水に冷(ひや)し 【左丁】  定(さだ)め大こんおろし醤油に調(てう)じたるを  奴海鱧(やつこばむ)といふ柚のおろしも佳(よし) 一 和(やは)らかばむを茶碗(ちやわん)に盛(もり)出し醤油にてかげん  よく解(とき)たる卵(たまこ)をうすく引むし上たるを啜(すゝり)  安平(あんへい)といふ鉢蒸にしたるもよし