翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション1

団十郎蓬芥伝 - 翻刻

団十郎蓬芥伝 - ページ 11

ページ: 11

翻刻

とりはけ ひめにあ たり月【産み月】を こへてくるし めり 【吹き出し】 いかに太郎なんぢ をやく【お役ヵ】われをねん する事年久し よつて此度のわつらい をすくひゑさする かまへ て【必ず】うたがふ事なかれ しか しまめ入【豆煎りヵ】はたくさんに しやれ どらやきさつまい もよものあか【四方の赤=銘酒「たきすい」】もちつい【つい:ちょっと】や いとぎやう【灸饗=灸をすえる時、苦痛の慰めのために食べる菓子。また灸をすえた子どもへの褒美。13コマの豆煎りもこの意と思われます。】によかろ きみやう てうらい 〳〵 【帰命頂礼=拝み言葉】 【左頁】 石山のくはんせおんぼさつあさい 太郎かゆめにつけてのたまはく 三郎があくねん人みんをなや ます事いとふひんなり これをまぬかれんにはきたる たんこのあけ七ツにいふき山 のよもきをとりきうぢ【灸治】せば やまひこと〳〵く へいゆうすべしと つけさせたまうぞ ありがたき  〳〵   〳〵 【左頁・下】 はやうあげ ましたい【差上げ致したい】 ものじや 【左頁・中央】 これで二 ばんせん じだ