翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション1

袖珍仙方 - 翻刻

袖珍仙方 - ページ 104

ページ: 104

翻刻

◯又方   自己(じこ)【左ルビ:そのひと】の髪(かみ)黒焼(くろやき)にして壱匁 酒(さけ)にてのみて   よし                 延齢至寶方【四角の囲み線】 ◯銭(せに)を呑(のみ)たるには   炭(すみ)粉(こ)にして白湯(さゆ)にてのみてよし    口歯類要【四角の囲み線】 ◯金(きん)銀(ぎん)をのみたるには   琉(い)【硫】黄(わう)《割書:つけ木(ぎ)の青き|くすりなり》石灰(いしばい)等分(とうぶん)酒(さけ)にてのみて   よし                 孫用和秘宝方【四角の囲み線】 ◯又方   艾(もぐさ)水(みつ)にてせんじのむべし       銭相公篋中方【四角の囲み線】 ◯小児(せうに)針(はり)をのみたるには   黒砂糖(くろざたう)丸(ぐはん)し用(もち)ひてよし       済世全書【四角の囲み線】  ●五絶(ごぜつ)縊(くひくゝり)て死たると魘(おそはれ)て死(しゝ)たると高(たかき)より落(おち)或(あるい)はおし      に打(うた)れて死(しゝ)たると水(みつ)に溺(はまり)て死(しゝ)たると凍(こゝえ)て死(しゝ)      たると五色(いついろ)の死 死(しゝ)て間(ま)の無(な)きはたすけ      らるべし ◯自(みづから)縊(くびくゝり)死(しゝ)たる者(もの)あらば除(しづか)に縄(なは)をゆるめ上下(かみしも)に被(ふすも)【左ルビ:ふとん】  をきせ一人(ひとり)は両(りやう)の足(あし)に縊者(くひくゝりたるもの)の両(りやう)の肩(かた)をふまへ  て手にて力(ちから)一はい髪(かみ)を引べし 《割書:もし剃髪(ていはつ)にて髪(かみ)|なくは両の耳(みゝ)のあなへ》